笛吹けど踊らず・・・党勢拡大は夢の又夢
5月26日の赤旗に「党勢拡大の5月前進へ思い切った力の集中を」との表題のもと中央委員会書記局名で党勢拡大の方針が出された。
この前にも同様な文書で地方議員に対し、地方議員が拡大の前進の先頭に立つように指令をだした。
その中で党勢の拡大の現状が、党員でも読者でも連続後退になりかねない到達点にあることを明らかにしている。
しかし「常幹声明の」討議具体化支部は、49.1%で全体の半数の支部にしかなっていないと嘆いている。
これでは拡大どころか、ますます党勢の衰弱減少が進行することになる。あの狂気のような連続拡大運動でも、党勢は減少傾向に歯止めがかからず現状に至っている。
しかし指導部は、この間の党勢拡大について客観的な総括もしていない。情勢は党に有利になっているのであるから拡大せよと叱咤激励するのみである。
最後に全県、地区委員会が、来年の参議院選挙での「850万票、15%以上」の実現を正面にすえてあらゆる手立てを講じることと、丸投げしている。