選挙のために国民大集会を延期
日本共産党や全労連の現状を憂い、警鐘を発している皆さんの活動に敬意を表します。
労働組合が政党の下部機関のように動くのではなく、真に政党から独立して、労働者とともに悩み行動していかない限り今後の発展は望めないという点で、私も同意見です。
今、日本共産党と全労連の関係は、日本共産党の事実上の付属物や下部組織になっているのではないかという懸念を持っています。
選挙が始まれば、労働組合の専従役員が日本共産党の選挙活動に昼間から駆り出されているのも目にしてきました。
11月29日には、全労連などが呼びかけて「打倒!安倍政権 守れ!国民のくらしいのち、平和 国民大集会」が予定されていました。
安倍暴走にストップをかけ ようとの思いで、多くの人を集めるための努力をしていたのですが、日本共産党の選挙活動が阻害されると言うことで、18日に急遽、集会が先送りされました。
「集会は延期するので、職場・地域から安倍政権打倒の声をさらに大きく広げていただく活動に切り替えていただくよう」呼びかけます、となっていますが、多くの一般組合員が参加をし、デモ行進で広範な国民に訴えることのほうが、この時期には効果的であったと思います。
全労連の組合幹部が選挙活動をできるように、日本共産党が大衆組織を引き回しているのではないかと感じました。